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■タイムマシン■その7 [エッセイ]

タイムトンネル 第6話 『火山の島』■
 ダグとトニーは、タイムトンネルにより、火山が噴火するジャングルに時空移動する。そこには、英国学士協会から派遣され、この地域を調査しているホーランド博士がいた。ホーランド博士と話をするうちに、その火山がクラカタウ火山だと知る。さらに、ホーランド博士の娘の日記から、今日が1883年8月26日だと知り、2人は仰天する。翌8月27日に、このクラカタウ火山は歴史上最大の大噴火を起こすからだ。
 それにしてもこの2人、相当な物知りだ。頭のいい人は何でも知っている、子供心にそう憧れたことを覚えている。とにかく、2人はホーランド博士に事情を説明し、島を脱出することを進言するが、信じてもらえない。その事情というのが、自分たちは未来人で、未来はすべてお見通し、やはり説得にはムリがある。

 どういうわけか地球物理学にもやたら詳しいダグは、明日噴火なのに、今でも爆発しそうな状況に疑問をいだく。タイムトンネル側でも同じ認識でやきもきしていたが、やがて驚くべき事実が明らかになる。今日は8月26日ではなく、8月27日、つまり大噴火の当日だったのだ。ホーランド博士と娘は、ロンドンを出発し西に進み、日付変更線を超えた。つまり、日付が1日ずれていたのである。いつも懐中時計を持ち歩き、時間に気を使うホーランド博士だったが、当時の懐中時計には日付は表示されない。
 やがて、地球の歴史上最大の噴火が始まる。大地震、そして火山が吹き上げた粉塵は空を覆い、世界が終わるかのようだ。間一髪で、タイムトンネルは2人を別の世界へ送り込む。時間を超越しながら、いつも時間に追われるハラハラ・ドキドキ感。じつに絶妙であった。

 クラカタウ火山は、インドネシアのスマトラ島とジャワ島にはさまれたスンダ海峡に位置する。タイムトンネル 第6話『火山の島』の題材となった1883年の大噴火では、火山島の中央部がまるごと吹き飛んだという。その爆発規模は有史以来最大級で、噴煙は70kmにまで達し、地球全体を覆いつくしたと記録されている。一つの火山噴火が、世界全体に影響を及ぼしたのである。さらに、山が崩落し、高さ20mを超える津波が発生、36000人もの犠牲者をだしたという。
 ところが、その120年後の2004年12月26日、同じスマトラ沖で大地震が発生した。前回同様、地震による大津波で、16万人もの人々が犠牲となった。歴史的にも、大災害の起こりやすい地域である。

   <続く>


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